『おれのおばさん』(佐川光晴作)

 東京の有名進学校に通い、人生は今も、これからも安泰だと思っていた陽介。しかし、父親が銀行のお金を横領し、逮捕されてしまった!今までの何不自由ない暮らしから一転、家族はバラバラに。陽介は、北海道で暮らす伯母、恵子の経営する児童養護施設で生活することになった。口は荒いが子供思いな恵子、様々な事情で施設に集まった子供達。そんな彼らと関わりながら、主人公はたくましく生き抜いていく。
どんな逆境の中でも、卑屈にならずに立ち向かう陽介の姿は、読んでいて胸が熱くなること請け合いです。純度100%の青春小説、いかがですか?